磨き方などは、口腔ケアの基本介助者が行う口腔ケアのページと同じです。

(1)口腔内の特徴
@ 食物のカスはつかないが、唾液に蛋白質が含まれているので、清潔にしないと不快になり、口臭の原因となる。
A 食事をしないので唾液分泌が減少し、自浄作用が低下する。
B 食事をすれば歯肉が自然に刺激されるが、経管栄養の場合は歯肉の変性が生じやすい。
(2)要点
@ 手を洗って手袋を着用する。
A 割り箸綿を巻きつけ、巻綿子を作る。
B 巻綿子を開口のために使用し、現存歯を歯ブラシで磨く。
C 残根歯は、巻綿子を清拭剤(イソジンガーグル)2〜5%溶液に浸してから、コップの壁に押し当てて十分に絞り、清拭する。
D 舌は、歯ブラシに清拭剤をつけて舌根から舌先に向けて清掃する。
E 歯肉頬移行部(頬粘膜と歯肉に境目)や顎堤歯肉(義歯の下の歯肉)は、歯ブラシか、または人差し指と中指にガーゼを巻きつけて清拭する。
F 最後に歯肉を円を描くようにマッサージする。
G 嚥下障害の場合が多いので、姿勢に注意する。
H 刺激で嘔吐する場合があるので、経管栄養注入直後は避ける。
I 管が抜けぬよう注意する。

ケース別実践方法

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