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(1)誤嚥のタイプ別分類
@マクロ-アスピレーション 嚥下機能障害
Aミクロ-アスピレーション 不顕性誤嚥
(2)誤嚥性肺炎の原因
@直接原因
口腔内細菌(特に嫌気性菌=歯周病原菌)や胃液の気道内吸引
A誘因
免疫機能低下、脳血管障害による嚥下反射・咳反射の低下
(3)誤嚥性肺炎の症状
繰り返す原因不明の発熱→死亡に至るケースが多い。(肺炎が老人病院での脳障害者の死因で多い。)
(4)不顕性誤嚥の実態
就寝中の一晩で、肺炎の既往のある患者の約70%が肺内へ誤嚥しており、一ヶ月ではほとんどの患者が誤嚥をしている。
(5)嚥下・咳反射低下のメカニズム(脳血管障害の場合)
大脳基底核の脳血管障害によってドーパミン合成能が低下し、それにより「サブスタンスP」(嚥下・咳反射の伝達物質)の合成低下を生じることによって反射低下が起こる。
(6)不顕性誤嚥の薬物療法
@ ドーパミン投与
A サブスタンスPを上昇させるためのに、カプサイシン(唐辛子のもと)を投与
B サブスタンスPの分解阻害のために、ACE阻害剤を投与
以上(1)〜(6)参考文献 佐々木英忠ら:誤嚥性肺炎のメカニズムと最近の知見 歯界展望Vol.91 No.6 1998-9
(7)誤嚥性肺炎の予防について
@歯の有無
誤嚥性肺炎は無歯顎者より有歯額者の方が多い。
A口腔ケア
口腔内細菌を減少させるために、徹底したプラークコントロール(ブラッシング指導、歯垢・歯石除去)を中心とする口腔ケアを実施する。
B口腔ケア時の注意事項
口腔内細菌を気管内に落下させぬよう、うがい水や洗浄水の誤嚥に細心の注意を払う。
C胃瘻の設置
頻繁に誤嚥性肺炎を繰り返す場合、胃瘻を設置して経腸栄養に切り替える。

ケース別実践方法

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